最近になって、ようやく、病気に感謝することが増え始めました。
振り返ると、統合失調症になって良かったと今では本当に思えます。できないことも色々あるのは事実ですが、病気になったおかげで得られたものも大きいと分かったのです。
・両親や主人との絆が深まり発病前より仲良くなれたこと(それまで不仲でした…)
・入院した時に診ていただいた先生や看護師さんたちの優しさに触れられたこと
・今診ていただいてる主治医の先生との出会い
・自分の性格の欠点を改めて見つめられ、直そうと思えたこと
ぱっと思いついたのはこのくらいなのですが、ちゃんと見つめ直せばもっとあると思います…
こんな風に、思えるようになったきっかけの本がこちらです。
この本にこんな記載がありました。
「ガンになったからこそ、ほんとうの自分に気づくことができたのだ。」(中略)彼女はそう思ったんですね。すると、自然と旦那さんにも感謝の気持ちが生まれてきたそうです。自分はガンになってよかった。ガンになったおかげで、いろいろな出会いがありこの心境に到達することができたのだから。そんなふうに考え始めた日から、ガンはどんどん退縮し始め、あっという間に消えてなくなったんですね。
これを読んだ時、私も統合失調症をこの方法で治せないだろうか?と思いました。
病気になった「おかげ」って言えることは、何だろう…? 今までちゃんと考えもしなかったことでした。そして感謝の出来事を探し始めたんです^^;
一つでも見つかると、病気のことを考えるたびに感謝の出来事を思い出せるので、あまり落ち込まずに済んで、前向きになれるのでいいです。
感謝の気持ちでガンを治されたこの方を見習い、私ももっと感謝を膨らませて、あわよくば統失が治るといいなぁと思っております…。
(他にもいろいろな人の例が出てきて面白い本です)
読んでいただきありがとうございます。